『トゥインクルハート　銀河系までとどかない』　80年代アニメ界という銀河にキラキラきらめく明るく楽しいギャルアクション！

■総監督：奥田誠治
■監督：遠藤克己
■1986年
■45分

失われし宇宙究極のお宝「LOVE」を探し出してくるよう、神さまに命じられた3人娘、チェリー、レモン、ベリー。
フレッシュな果実のように甘酸っぱいお年頃の3人は、途中で立ち寄った地球を気に入り、すっかりハイスクールライフを満喫。
怒った神さまにせかされ、3人が宇宙船であわてて向かったのは、ぬいぐるみが命をあたえられた、女子高生キャピキャピ必至の変カワイイ星。
そして、そこに現れたのはなぜかなんと！地球で出会ったイケメン男子・佐伯くんであった！

キャラもメカも描ける頼もしい女性アニメーター、山本佐和子さんがデザインしたギャルたちが、3：4のブラウン管テレビ画面サイズせましと、恋にバトルに元気いっぱい80年代セルアニメーション！

ヒロインの3人を演じられた、柴田由美子さん、岡本麻弥さん、山本百合子さんの声優トリオ「ウィンキーズ」が歌うセリフ付きのお茶目な挿入歌に合わせ、『くりいむレモン』などを見過ぎた私にはちょっとチンチン型に見えなくもないエアロバイクが爽快に走る序盤のシーンで、何かもう観てるこちらも気分爽快、幸せな気分に。

ヒロインたちの旅のお供になる生きたぬいぐるみコンビ・シャイミィ＆シュークリームバットは悶絶級の愛くるしさ。
女の子ならずとも思わずギュッと抱きしめて部屋に持ち帰りたくなる無敵のぬいぐるスキルを魅せている。