「妖獣都市」 日本アニメ史に残る超傑作。今なおこの80年代バイオレンスは美しい!

■監督:川尻善昭
■1987年 ■83分

妖獣都市

原作は「バンパイアハンターD」と同じく、菊池秀行さんの小説。
魔界の侵略から密かに人間界を守る「闇ガード」の戦いが描かれる。

監督をなさった川尻善昭さんの天才が遺憾なく発揮された究極の1本。
オススメOVA…というよりも、「日本アニメーション史上、最高の作品の1つ」である。当時、劇場公開もされた。ホントに最高!必見!

でも、絶対、家族と一緒に観ちゃダメ!
すんごいエロス。
そしてバイオレンスが、まったく妥協の無い、圧巻の作画技術で描き出される!今…バイオレンスは美しい!

例えば序盤。主人公が、エロ怖い蜘蛛女に襲われるシーンがある。
目的を果たし、脚をカチャカチャと奇怪に動かし、高層マンションの壁をつたって、地上へ降りていく蜘蛛女。
その姿が、遠く小さくなっても、作画の手を一切ゆるめない。
こだわりを感じるなめらかな動きで、カチャカチャと消え去っていく蜘蛛女の姿を描ききるのだ。
戦慄のディテールに釘付けになった。
当時、このビデオを無理矢理に貸した女の子も、「最初の蜘蛛女のカチャカチャ…ぶち気持ち悪いねえ…」と、ぶち喜んでいた。

当山ひとみさんの挿入歌、エンディングも、ムーディーで大人っぽく、作品にピッタリで素晴らしかった。

ちなみにこの作品に感動したツイハークのプロデュースで、香港で実写映画化。
確かに観たんだけど、仲代達矢の変な特殊メイク顔しか覚えてない!

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