「手天童子」 永井豪先生の豪泣必至の感動作をアニメ化

■監督:西村純二(1巻、2巻) 須藤昌朋(3巻、4巻)
1 憑鬼の章(1989年 50分)
2 降魔の章(1989年 50分)
3 鉄鬼の章(1991年 48分)
4 鬼獄の章 完結編(1991年 54分)

手天童子1 手天童子2

手天童子3 手天童子4

「永井豪先生の最高傑作は『デビルマン』。しかしもっとも完成度が高いのは『手天童子』である。」
以前そうウソぶいた男がいた。私だ。
しかしコレあながち間違いでもないと思う。

当時の豪先生の描き方は(今も?)物語の先を決めずに連載を始め、その瞬間、瞬間の発想の爆発力に賭ける!…という天才的かつスリリングなもの。

この「手天童子」も豪先生の発想が爆発しすぎていつも通り豪快に暴走!
鬼にあずけられた主人公をめぐる物語は学園から始まり、エヴァも真っ青の多くの謎をはらみまくったままダイナミックに時間も空間も超越!スタジオぬえデザインのかっちょいい宇宙船が出てくる遠い未来から平安時代、果ては異次元空間にまで縦横無尽にかけめぐる!
「この広がりまくった大風呂敷、いったいどうするんじゃあ~!?」…と思ったら、すべてが美しく解決する驚愕と感動のラストに着地!まさかの奇跡のウルトラCを見事に決めるのだ!
豪先生が「描きながら涙が止まらなかった」という最終回を読みながら私も豪泣!

その豪作品きっての感動作のアニメ化がこのOVAである。
しかし正直に申すと、涙腺決壊度は原作には及ばない。
特に号泣必至のアイアンカイザーとのタイマンや、父親の最後のセリフ、護鬼、前鬼との別れのシーンなど、涙のツボの押さえ方がちょっと弱い気がした。

しかし、あの「手天童子」を全4巻かけて最初から終わりまでミッチリとアニメ化!というだけでファンとしてはうれしい。
オーメンみたいなオカルティックな音楽、子郎役の堀川亮さんの凛々しい声もイカす。
ちなみにヒロインの白鳥美雪ちゃんは出るたびにマッパにむかれ、原作には無かった触手攻撃まで受けてました。この点は原作以上にオッパイ度高し。

  • オススメ度…50/100
  • 無料動画の配信…Youtube(1話から4話まであり)
  • 有料動画の配信…なし
  • ソフトのレンタル…なし
  • ソフトの販売…中古のVHS、DVDあり
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