■監督:奥脇雅晴
■1986年 26分
80年代。
自分の持っている、あるOVAの巻末に他の作品のCMが何本か収録されていた。
その中に、聞くと胸キュンスイッチを押されてしまったかのように爆発寸前にボルテージが上がってしまうムチャクチャかわいい悶絶ソングが流れる作品があった。
収録されているOVA(たしか妖獣都市だったような?)を観るたびにそのCMが流れるので、この歌も胸の中のハイポジカセットテープに刷り込まれるようにキッチリ録音。想い出の一曲となっていた。
それがこのOVA「活劇少女探偵団」のオープニング曲、控え目に言って天使ぐらいカワユイ歌、「天使のモンタージュ」である。
CMの印象から「お気楽美少女アクション」かな?と思っていたが、いざ観てみると本当にそう!身構えることなくひたすらお気楽に観れる作品。
スケ番、お嬢様、ブリッ子の仲良し3人組。
その中で、珍しくTARAKOさんがチビッ子以外を演じた、スケ番・碧(みどり)が謎の失踪。残された2人が後を追う。
車をぶっ飛ばし、電柱に激突しても何のその!パンティーに隠したマシンガンを乱射!謎の空飛ぶ巨大メカに乗り戦車軍団にミサイル発射!友を取り返すべく黒幕の悪徳理事長とバトる!
…とわずか26分の中にサービス満点ごちゃ混ぜ盛りだくさん!
しかし個人的にやはり最大の見所は最初のオープニングではないかと思う。
歌っておられるのは主演の声優トリオだ。オープニングと本編の作画のクオリティーがなんかバラバラなのもご愛敬。
ちなみにエンディング曲「見守りたいの」を歌っておられるのは、「なんかぶちかわええ人がZガンダムの歌を歌っとるよ!」と、私界隈(全員童貞)や当時のアニメファンを「お前に会いたいよ♥」とザワつかせていた森口博子さんである。
- オススメ度…55/100
- 無料動画の配信…Youtube
- 有料動画の配信…なし
- ソフトのレンタル…なし
- ソフトの販売…中古のVHSがヤフオクなどで出回るのみ